空き瓶

思ったことや自作小説について

2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「ゴシカ」 第 2 章 第 3 部分の憶え書き

21 日に 「ゴシカ」 第 2 章 第 3 部分を公開したので, 忘れないうちにその憶え書きを:事実上ギーゼラが出てこず, ストーリーに進展の無い繋ぎ回になってしまったが, 自分としてはかなり満足できる内容になったと思っている. 作中世界の尋常ならざる雰囲気を精…

「ゴシカ」 に性愛性は無い

「ゴシカ」 では, いかなる性的要素も混入させないように気を付けているつもりだ. 「いいや. 口でそういったところで, ○○ は潜在意識が性器のメタファーとして現れたものだ」 とかいわれたら どうしようも無いが ……, 少なくとも, 意識して性的なメッセージを織り…

灰色の厚みの印象

親にとっては掛けがえの無い唯一の子だから. 祖父母にとっては掛けがえの無い唯一の孫だから. …… って信じていた時期, 今にして思えば笑えるなぁ. すこし考えれば分かることなのに. でも, 友人のいない僕はどうしても家族的な繋がりに甘えてしまっていたし, …

作者の 「ゴシカ」 への言及について & 第 2 章 第 3 部分のメモ写真

「小説の書き手は, 小説に関する事柄 (あれは実はこういう意図であったとか) を無闇に開陳すべきではない. 伝えたいことは小説内で書きつくすべきだ」―― 小説家に求められるスタンスとして, こういうものがあるらしい. 尤 [もっと] もな意見だと思う. 小説は小…